肩幅が広い人間の悩みとして「着る服の選択肢が限定される」ことがあります。膨張色を着ると肩幅が強調されてしまうし、肩幅をカモフラージュするためにジャケットを羽織るとジャケットの肩幅とサイズが合わず不格好になります。この悩みは仕事着であるスーツ・シャツにも当然のように波及し、どこで服を購入すればよいか迷走を続けることになります。
私はこのコンプレックスを解消するため以下の対策に行き着いたため、まとめました。
- スーツ(ジャケット)⇒オーダースーツを仕立てる。
- シャツ⇒鎌倉シャツを着用する。
肩幅が広い人の服選びの悩み
既製品ではサイズが合わない
肩幅が広いと、店内に吊るされている既製品のジャケットやシャツではサイズが合いません。例えば身長的にはMサイズにも関わらず肩幅はLサイズである場合、Mサイズを選択⇒肩が窮屈、Lサイズを選択⇒丈が長く野暮ったい印象となってしまいます。結果として、仕方なくどちらか一方を犠牲にすることになり、100%納得いくサイズの服を着ることができません。
私のような肩幅が広い人間がスーツやジャケットを買う際は、試着を繰り返しながら、自身の着用感⇔店員さんから見た印象をお互いフィードバックすることになり、服のデザインを悩む以上にサイズ選定に時間がかかります。( ※私は肩幅が広いことに加えて腕も長いため、店員さんからは「サイズ選びが難しいですね!」と幾度となく言われてきました)
(悩みのおまけ)カーディガンが絶望的に似合わない
肩幅が広いとファッションの選択肢が限定されますが、中でもカーディガンは絶望的に似合いません。 シュッとしたイケメンをまねて肩広野郎がカーディガンを羽織るとパツンパツンになり、肩幅の広さが誇張されるため、文字どおり肩を落とすことになります。
オーダースーツにより最適なサイズのジャケットを仕立てる
オーダースーツは柔軟にサイズ調整ができる
オーダースーツでは①首回り、②胸囲、③腹囲、④肩幅、⑤袖丈などを採寸し、自身の身体のサイズに合ったスーツを仕立てることができます。肩幅を広くすることも自由自在です。
テニス経験者などは、右腕と左腕の長さが異なることもありますが、オーダースーツではこのような細かなサイズの違いについても対応可能です。
(おまけ)オーダースーツは好みのデザインに仕上げることができる
オーダースーツでは①デザイン(イギリス式、アメリカ式、イタリア式、シングルorダブル、細身etc…)、②生地(素材/柄)、③ボタンの種類などを選ぶことができ、自分好みのスーツを仕上げることができます。また、普段見える部分だけでなく、チラリとのぞく裏地を柄物にするなど細部までこだわった「粋」なスーツやジャケットを作りこむことも可能です。
メーカーズシャツ鎌倉(鎌倉シャツ)で体型に合ったシャツを購入する
鎌倉シャツはサイズ展開が多彩+高品質かつ低価格
鎌倉シャツは①首回り、②裄丈(首の中心~肩~手首までの長さ)、③胸囲を基準に、細かなサイズ展開がされています。通常、シャツはS・M・L・XLなどの区切りしかありませんが、鎌倉シャツは多彩なサイズがあるため、身体にあったサイズのシャツと出会うことができます。
基本的に、取り扱う品種が多くなる程、製造・品質・物流管理が煩雑になり、コストがかかりますが、鎌倉シャツはそれを厭わず、顧客目線の経営をしていることも魅力的です。高品質なシャツを1着6,000~8,000円程度で手に入れることができる、最強コスパのメーカーです。
まとめ
肩幅が広いことはコンプレックスになりがちですが、オーダースーツなどを活用することで、吹っ切ることも十分に可能です。
また、肩幅が広い人間にとってのせめてもの救いとしては、肩幅があることで相対的に顔が小さく見える(小顔効果)+ウエストが細く見えるため、「男らしい逆三角形シルエット」に見られやすいことがあります。そのため、コンプレックスを逆手にとって筋トレで肩をしっかり鍛え、美しい逆三角形体型を追求することも良いかもしれません。