皆さんのロードバイクに乗り始めたキッカケは何でしょうか?私はツールドフランスで走る自転車ロード選手のカッコよさに魅せらせてロードバイクにハマった質です。そのため、乗り始めたころは、補給食やウエア、ガジェットもプロの真似をしていました。
しかしながら、ロードバイクが自分の中で非日常⇒日常へ移り変わることによって、初期:色々こだわる⇒数年後:考えがシンプルに落ち着いていきました。そこで、自転車乗りあるあるとして、まとめました。
補給食のあれこれ
始めたて:補給食としてプロと同じような物を食べる(エナジーバー等)
ロードバイクに乗りたての頃は、プロと同じような競技用補給食を準備、サイクリング中に食べるようになります。プロが自転車に乗りながら補給することに憧れを持ち、自身もペダルを回しながらエナジーバー等をかじって栄養補給します。(※本来はゆっくり補給すればよいのですが…)この所作自体がカッコよく様式美であり、モチベーション向上に寄与します。
数年後:補給食へのこだわりが特に無くなる
数年経つと、わざわざサイクリング用の補給食を準備しなくなり、コンビニで適当に調達するようになります。栄養を摂ることを重視するなら羊羹やおにぎりを、ガッツリ食べたい場合はホットスナック、暑い日にはアイス等、体が欲するものをその時々の気分で食べるようになります。また、競技用の補給食は地味に高く費用がかさむので、コンビニ等で済ませた方が経済的であるとともに、エナジーバーの類よりも美味しいです。
ウエアのあれこれ
始めたて:プロのレプリカジャージを着る
プロへのあこがれが強い初期は、プロチームのレプリカジャージを着用します。贔屓のチームのレプリカジャージを購入⇒着用することで、あたかも自分自身がプロになった気分を味わうことができます。自転車は、プロと全く同じウエアを市販で購入できることも魅力の一つです。
数年後:シンプルなジャージを着る/着心地を重視する
自転車歴が長くなると派手なウエアに対して食傷気味になり、シンプルへ落ち着きます。レプリカジャージだと上下を揃える必要がありますが、シンプルだと組み合わせを気にすることやサイクリング前にどれを着るか悩む手間が無くなります。
また、暑さ/汗対策、撥水加工されたジャージ等、機能や着心地を重視するようになり、合理性を重要視するよう気持ちがシフトしていきます。
トレーニング強度計測のあれこれ
始めたて:スマートウォッチ/パワーメーターで心拍数や消費カロリー等を色々測る
始めたての頃は、自分の運動強度を知りたい興味本位で、様々な数値を測定したくなります。プロ選手と同じようにスマートウォッチやパワーメーターで心拍数やケイデンス等を測り、どれだけ追い込んでいるかor余力があるか、数値化したくなります。
数年後:計器で測定しなくなる
繰り返し自転車に乗ることで、感覚的に「この程度の息の上がり方なら心拍〇〇ぐらい」とわかるようになります。ホビーライドレベルであると、運動強度を気にする重要性も大きくないため、次第に計器を見なくなります。
また、わざわざ自転車に乗るためにスマートウォッチを充電することが面倒になります。スマホのアプリがあれば(Google Fit等)移動距離やおおよその消費カロリーを把握でき、専用のガジェットが無くても問題ないことに気づくので、スマートウォッチを着けなくなります。
まとめ
自転車へのモチベーションの高さは、ロードバイクを乗り始めた初期の方が明らかに高く、色々取り入れていきます。ただし、時を経るにあたって、色々試しながら自分の形を見つけて落ち着いていくものです。私の場合は、シンプルな考えに変わっていきましたが、こだわり通すことも一つの素晴らしい道だと思います。