サイクリストと脱毛の親和性:全身脱毛のススメ

ロードバイク

サイクリストにとって、すね毛を剃ることはある種の不文律です。プロ選手は、①ケガした際に患部治療を容易にする、②マッサージしやすくする、③空気抵抗を減らすetc…観点から処理することが一般的です。

他方、ホビーサイクリストは見た目の清潔感に気を配った行動として、すね毛を処理する人が多いです。

私もサイクリストの端くれとしてすね毛処理をしてきましたが、処理の面倒さに嫌気がさして医療脱毛を決意しました。また、これを機会に他の部位(腕毛・ワキ毛など)もまとめて全身脱毛しましたが、全身脱毛はサイクリストにとって親和性の高いことだと気がついたため、その感想をまとめました。

サイクリストが全身脱毛するメリット:4選

  1. 体毛処理時間の低減。
  2. カミソリ負けによる肌荒れトラブルの低減。
  3. 日焼け止めを塗る効果の最大化。
  4. 生活の質(QOL)の向上。
1.体毛処理時間の低減=無駄な時間が無くなる

すね毛を含む体毛処理には時間がかかるため、全身脱毛によりこの無駄時間を無くす効果は絶大です。私の経験として、下半身:1時間(内すね毛:30分)、上半身:30~45分の処理時間を要します。また、体毛は元気に生え続けるため、目立たない状態を維持するには1回/2週程度の頻度で処理し続ける必要があります。つまり、1年間(52週計算)サボらずに処理を継続すると、体毛と年間1.5~2日間格闘していることになります。私は体毛処理の最中、ふと我に返ることがあり(何でこんなことしているのだろうという切ない気分…)、この不毛な時間を解消することが脱毛のキッカケとなりました。

2.カミソリ負けによる肌トラブルの低減

脱毛により体毛処理回数が減ることで肌質が改善されます。カミソリで体毛処理する際、体毛だけでなく皮膚も一緒にガリッと剃った経験がある方は多いと思います。毛を剃ることは皮膚へダメージを与える行為であり、肌にキズ跡ができる原因です。脱毛でカミソリを使わなくなることは肌をキレイに保つことにつながり、余計な肌ケアの手間を無くすことができます。

3.日焼け止めを塗る効果の最大化

体毛が無くなることで日焼け止めを皮膚の表面へしっかりと塗ることができるようになり、日焼け止めの効果を最大化することができます。私はすね毛だけでなく腕毛も濃かったため、脱毛前は日焼け止めを地肌ではなく腕毛に撫でつけるような状態になっていました。そのため、日焼け止めを塗る意味があるのか虚しく思うことがありましたが、脱毛によりこのコンプレックスも解消されました。

4.QOLの向上

全身脱毛により体毛が無くなることで、肌と直接触れる服の素材・物の良さを、ようやく感じることができるようになりました。脱毛前は体毛が抵抗となり、どんなに良い材質の服を着たとしても宝の持ち腐れ状態でしたが、脱毛後は例えばシルク等の高品質の服を着ると、その肌触りの良さを甘受できるようになりました。

また、体毛は雑菌の温床/蒸れによる臭いの発生源となりますが、脱毛により問題の根本を除くことで体臭が減った印象もあります(個人の感想なので、客観性には欠けますが…)。

全身脱毛のデメリット

全身脱毛はお金と時間がかかります。下表のとおり大きい出費が必要です。また、医療脱毛1回での効果は10~20%の毛量削減といわれており、体毛処理の手間を減らすためには5回程度脱毛を繰り返す必要があります(注:ツルツルにするためには更なる回数が必要)。毛周期(毛が生え変わるサイクル)を考慮すると、早くても1回/2ヶ月の頻度でしか脱毛できないため、5回の脱毛を終えるには約1年の時間を要する長期戦となります。

医療脱毛クリニック費用(※2021年9月時点) 回数 
湘南美容外科293,330円6回
ゴリラクリニック434,800円5回
メンズリゼ269,800円5回

まとめ:全身脱毛は快適

私自身、体毛があることはコンプレックスであり、周りの目が気になるポイントでありました。それが医療脱毛によりコンプレックスが解消できるだけでなく、無駄時間の低減・QOLの向上等、一石何鳥にもなりました。同時に悩みを解決するためには行動あるのみということも実感しました。

サイクリストに限らず、脱毛を検討してはいかがでしょうか。