紙の本から電子書籍へ切り替えたことで捗った/生活が便利になったため、まとめました。
従来、紙の本で読書していた理由
読書に集中したいというハスった考えを持っていたため、紙の本で読書していました。
紙の本で読書をすると、読書以外のことができないため集中できます。
スマホやタブレットはネット接続されているため、気になったことがすぐに調べられる(ググれる)メリットがある一方、元々何のことを調べていたのかわからなくなった経験 (一つのことに集中できない)が誰にでもあると思います。
そのため、ある種の制限された状況/環境である「紙の本」で読書をしていました。
紙の本での読書をやめたキッカケ
- 年を取ったせいで記憶力が落ち、その場でわからない/気になった言葉を調べないと、何を調べようと思ったか忘れてしまうようになった。(後で調べようと思っていた単語が何だっのた思い出せなくなった…)
- 年齢を重ねることで読書ジャンルが変わった。ビジネス書やタイムリーな話題に関する新書ばかり読むようになり、熟読するような本(小説など)を読む頻度が減った。
- 大抵の本は二度と読まないため、本を取っておく意味がないことに気づいた。
- 紙の本は引っ越しの時荷物になる。(地味に重い)
加齢の影響+合理性を重視するようになり、紙の本をやめることにしました…。
特に、振り返ってみて自分自身でも残念に思ったのは、小説を読まなくなった点です。これは好奇心が徐々に失われ、他人の意見を聞き入れられなくなった(頑固になった、プライドが邪魔をしている)ことを示すように思います。
また、コロナの影響でステイホームしていた際に部屋の整理をしていると、一回読了すると二度と読まない本が大部分であり、紙の本はただ場所を取るだけだと気づくキッカケになりました。
電子書籍へ切り替えた感想(良かった!)
- 電子書籍は経済的。(紙の本よりも1割程度安い。クーポン等を使えばさらに割安)
- 電子データのため場所を取らない。
- 本を読んでいて気になったことは直ぐに調べられるため、学習する機会の喪失を防ぐことができる。
- 栞を挟む手間がかからない。(電子書籍を閉じた場所で自動保存される)
- 絶版になった本も、電子書籍ならば手に入る可能性がある。
- 暗い場所(就寝前など)でもライト無しで読むことができる。
私は元々、丸善/ジュンク堂で本を購入する機会が多かった流れで、電子書籍はhontoを活用しています。
hontoは、常時と言ってよいレベルで「1,000円以上購入した場合は20%Offクーポン」が発行されており、これに味をしめて電子書籍への移行が加速しました。
また、地味に便利だったのは、紙の本では絶版になった本が電子書籍ならば購入できる場合があることです。おそらく、電子書籍の方が出版に掛かるコストが低いと思うので、出版物の電子化は必然な流れのように思います。
まとめ
紙の本と電子書籍を比較すると、紙の本の方が圧倒的にページをめくるワクワク感、先の展開が気になるドキドキ感があります。
そのためか、私の手元には、何度も読み返すような本(砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない(桜庭一樹著)、喜嶋先生の静かな世界(森博嗣著)など)のみ、なぜか書籍として残りました。
また、紙の本には「サイン本」というコレクターアイテムがあり、これは電子書籍では成し得ないものです。教科書でさえも電子書籍化が進む昨今、効率性に押されて書籍市場は縮小していく一方でしょうが、ニッチな分野で生き残りを模索するしかないのでしょう。
デジタルには無いアナログの良さを訴求できる何かが必要だと思われます。